新土産 宮城で「ほや塩せんべい」発売

宮城県産ホヤのパウダーを使った「ほや塩せんべい」が25日、発売された。仙台市青葉区にあるエスパル仙台地下1階のみやぎ水産の日アンテナショップでは、県の観光PRキャラクターむすび丸がPRした。
 東日本大震災の被災地を中心に、企業の販路開拓などを支援する合同会社カイタク(石巻市)が開発。JR仙台駅前でホヤ料理専門店を運営する飛梅(仙台市)がホヤをパウダーに加工し、酒田米菓(酒田市)が煎餅にまぶすなどして製造した。
 1枚の大きさは3センチ程度にし、塩味でホヤの香りを感じられるよう仕上げた。1袋35グラムで450円。仙台駅2階の土産物店、南三陸町の直売所「さんさんマルシェ」など県内4カ所で販売する。
 カイタクの山野目真悟代表社員(32)は「宮城の土産として認知してもらうため、取り扱い店舗を増やしていく。煎餅を通してホヤへの関心を高め、消費拡大につなげたい」と話した。

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